面白いのは、これらの事実が、ポーランドで金融市場における不法行為を監視している「有価証券・金融市場委員会」(Komisja Papierow Wartosciowych i Gield)および「金融情報総検事局」(General Inspektorat Informacji Finansowej)の連名で明かされ、経済犯罪容疑で、ワルシャワ地方検察庁(Warszawska Prokuratora Okregowa)に起訴(zawiadomienie)されたにも関わらず、検察側では、起訴を取り下げ(umo

この件を担当したワルシャワ地方検察庁第5局の検事、レシェク・クルリク(Leszek Krolik)は、「捜査(ustalenie)からはヴィトルド・Wとラザロヴィチが共謀関係(byc w zmowie)にあったことは確認できなかった」と証言している。
ポーランドでは、強大化する犯罪組織に対して、検察側の無力化が進行しているが、クルリクの発言は、これを裏付けているかのようである。