2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ワルシャワ証券取引所は連日の大商いで、5月11日(木)には、WIG(ワルシャワ証取指数)が史上新高値(45,894.55)を付けた。

マーケットの牽引役となっているのは、石油・ガス関連(PKN Orlen社、Lotos社、PGNiG社)、精銅(KGHM社)などの資源株である。 とりわけ、上海市場での銅価格高騰を受けて、欧州第2位の産銅量を誇るKGHM社の株価は135ズウォティ(約5100円)の高値…

エックス・ドニ・ジャポニイではなくて、ジェションテ・ドニ・ヤポニと読みます。

つまり「第十回日本の日」。わがワルシャワ経済大学で、今週火曜日から金曜日まで開かれているイベントです。 でも、大学中が日本一色というわけではなく、日本関連の講演会、武道の実技、日本語教室などが散発的に開かれています。 昨日は、日本語教室に行…

ポーランドでは、反ユダヤ主義を標榜する「ラジオ・マリア」をカチンスキ大統領が擁護し、過激な民族主義を掲げる「自衛」との連立政権が発足、数日中にも閣僚の一部入れ替えが行われる模様である。

これを受けて、過去に駐仏大使、駐露大使を務めた老獪な職業外交官、ミレル(Stefan Miller)外相も辞意を表明した。 今後、ポーランドの対近隣諸国関係が悪化することは避けられまい。さて、去年、11月17日付けの記事タイトルは「ポーランド・ロシア貿…

このところ、中欧では自動車産業を巡る動きが活発化している。4月28日夜、ソウルにて現代自動車会長の鄭夢九(チョン・モング)が贈賄疑惑で逮捕された。読売新聞は、「絶大な権限を持つオーナー経営者の逮捕は、世界展開を進めるグループにとって、大きな打撃になるのは必至だ」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000514-yom-int)とまで報じている。

現代自動車は、チェコで2008年10月を目処に、チェコ史上最大規模のFDI案件となる総額10億ユーロ規模の投資を行い、年産30万台体制の自動車工場を建設する予定であるが、翌29日付けのGazeta Wyborcza紙に拠れば、早くも、チェコ政府筋は、工場建…