2006-05-01から1日間の記事一覧

このところ、中欧では自動車産業を巡る動きが活発化している。4月28日夜、ソウルにて現代自動車会長の鄭夢九(チョン・モング)が贈賄疑惑で逮捕された。読売新聞は、「絶大な権限を持つオーナー経営者の逮捕は、世界展開を進めるグループにとって、大きな打撃になるのは必至だ」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000514-yom-int)とまで報じている。

現代自動車は、チェコで2008年10月を目処に、チェコ史上最大規模のFDI案件となる総額10億ユーロ規模の投資を行い、年産30万台体制の自動車工場を建設する予定であるが、翌29日付けのGazeta Wyborcza紙に拠れば、早くも、チェコ政府筋は、工場建…