2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
グーグルで、「日本企業 EU ロビー活動」とキーワードを入れてみると、『日本機械輸出組合』(Japan Machinery Center for Trade and Investment)という聞き慣れない機関が出てくる。 そもそも、同組合は、1952年、「輸出入取引法」によって設立され…
ところが、自分が外国暮らしを始めてみて、やはり思い出されたのは、蕎麦の香りだったのである。 香りを通じて、過去の記憶が鮮やかに思い出されるということは良くある。昔、寄り添っていた異性がつけていた香水の香りをふと嗅いだとき、過去の思い出がフラ…
数週間前に米有力紙「ワシントン・ポスト」が初めてこの疑惑に付いて取り上げ、次いで、世界的な人権問題NGOであるヒューマン・ライツ・ウォッチが、「CIAが使用している航空機の飛行経路の分析結果から(そんな面白い資料があるなら、毎日でも公開して戴き…
ワルシャワの南西にプルシュクフ(Pruszkow)という小さな町がある。ここを拠点に活動していたギャング団、「プルシュクフ一味」(Gang Pruszkowski)がSLDに対して、宝くじ業から得た資金の一部を「みかじめ料」(haraczy)として上納していたのではないかとの…
ロシア当局は、「ポーランド産の食肉が、ロシア連邦が定める衛生基準を満たしておらず、偽の検疫証明書を用いての輸出が激増している」ことを理由として挙げている。これを受けて、ポーランド当局は、調査委員会を設置すると共に、11月24日付けで欧州委…
男子の場合、迷わず、日本を応援するが、女子の場合、どちらを応援すれば良いか考えてしまう。男の性(?)である(ポーランドがWGC杯に出場するのは今回が初めてだったらしい)。 結果は一昨年同様、残念ながら、日本の惜敗(3−2)に終わった。大山、木村…
昨日から一時帰国している。ワルシャワ生活も始めたばかりだが、日本とはあまりにも異質な空気の中で、すでに長い年月が経ったような気がしていた。 ポーランドは確かに市場経済が機能している国である。しかし、日本人の目から見ると、例えば、ワルシャワ市…
そこで、ピウスツキ将軍広場へと行ってみる。この広場の北側には、衛兵に守られた無名戦士の墓があり、その奥には、巨大な水盤があることで知られるサスキ公園が控えている。広場の西側には、社会主義時代に西側との協力で建てられた70年代風の高級ホテル…
まず、購入資格であるが、ポーランドのヴィザを未取得であっても、ポーランドでの長期滞在の事実を証明する何らかの公的文書(私の場合、区役所が発行した「住所登録証=zameldowanie」が決め手になったようである)があれば、証券会社に口座を開くことがで…
ウォッカ無しにはできない作業。それでも、ストレスが溜まる。 昨日は、ひととき、作業を離れて、市中心部にあるフォクサル通り(ul. Foksal)という短い通りを訪れた。 お目当ては、通り沿いにあるフォクサル・ギャラリーで開かれているドイツ人写真家の個展…
さて、週末には相次いで、マルチンキェヴィチ(Marcinkiewicz)新首相、ルビンスカ(Lubinska)新蔵相の発言があった。新首相は、「安価な政府」(Tanie panstwo)プランを政策の目玉に掲げており、政府職員数の20%カット、汚職で揺れたラジオ・テレビ放送国…
最後の場面で、司祭が、「悪魔を見たものは、その影から一生逃れることは出来ない」と語るのに対して、彼女が、「私は結局、悪魔と遭遇したのか分からなかった」と答えるのは印象的だ。 私は、カトリックについての知識はほとんどないが、バチカンは、現在も…
財布の中身は人に見せるなとは言ったものだが、この日記の趣旨は、ポーランドの現実を広く世に知ってもらうことにある。奨学金は、月額1200ズウォティであったのが、今月から増額されて、1280ズウォティとなった。ズウォティ相場は、2005年3月…
今日、デジカメ修理屋から電話がかかってきた。レンズが割れてて、1100ズウォティ+消費税22%。もちろん、廃棄処分。今日は一日勉強で終わった。 明日は学校。がんばろう。
ロシア正教墓地では、教会でミサが行われていた。いつも思うことだが、僧侶の衣装といい、宗教歌といい、正教のほうがカトリックのそれよりも効果的な演出を行っているように感じる。それは、かつてのビザンチン帝国の栄光を今に伝えているようでもあり、ま…
ポーランドはカトリック、したがって遺体は土葬。日本みたいに「○○家の墓」というのは稀にしかなく、基本的には、墓ひとつに一人の亡骸が埋まっている。そうなると墓参りも大変。いくつもの墓場を車で移動することになる。ハロウィーンが土、日、月、火の四…