2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は久々の休日を楽しむべく、近くにあるガレリア・モコトフの映画館へ。ユナイテッド93を見るつもりが、アルモドヴァル監督最新作のヴォルヴェールという映画がやっていたのでそっちの方へ。

映画の色のことは良く分からないけれど、この作品は、わざと昔風のカラー映像となっていて(イタリア映画、「誓いの休暇」とか「太陽がいっぱい」を思い起こさせるような)、まあ、自分は気に入りました。 主人公のシングルマザーを演じるのはペネロペ・クル…

ここ数日間、ポーランドのマスコミは、マタ・ハリ(第一次世界大戦の伝説的な女スパイ)の異名を取る政治家、レナタ・ベゲルの話題で持ちきりだ。

先週木曜日、ヤロスワフ・カチンスキ首相(法と正義)は突然、アンジェイ・レッペル農相(自衛)の解任を発表、自衛との連立も解消し、法と正義は少数与党となった。その直後から、自衛のもとを去り、法と正義に合流しようとする造反議員が現れた。しかし、…

東芝がポーランド南部のコビェジツェ(ヴロツワフ近郊)に50億円を投じてLCD(液晶)テレビ工場を建設するニュースは、すでに日経新聞等で報じられた通りである。今回は、13日付プルス・ビジネス紙の記事からこのニュースを再度取り上げてみたい。

実は、複数の本ブログ愛読者の方から、ポーランド語の経済ニュースの読み方を教えてほしいと言うお声を頂戴しているので、この機会を利用して、ポーランド語文法の世界にも少し触れてみたいと思った次第でもある。 Toshiba Corporation zainwestuje ok. 167 …

9月6日水曜日夕刻、ワルシャワ・オケンチェ空港にて、595グラムのヘロインをマトリョーシカ人形に紛れ込ませてポーランド入国を果たそうとしたかどで、キルギスの反体制派政治家、オムルベク・テケバイェフ(48歳)が現行犯逮捕された(ガゼタ・ヴィボルチャ紙9月9日号)。

2005年春のチューリップ革命以来、キルギスでは、新しく政権を組織したクルマンベク・バキイェフ大統領とテケバイェフ下院議長との間で、政策路線を巡って激しい対立が続いているとされる。テケバイェフはバキイェフの政治路線を「何でも急ぎ過ぎ」であ…

このところ、ポーランド最大の保険会社PZU社のネツェル(Netzel)社長を巡る黒い資金の流れを追っていた(資金の出所はグダニスク系マフィア)が、現時点ではまだ記事を纏められない段階にある。そこで今日は中国企業がいよいよ本格的にポーランド進出をしてくるというお話をしようと思う。

9月7日付ポーランド通信社電によれば、中国資本のMin Hoong Development社(本社香港)がシュチェチンにて5億ユーロから10億ユーロに上る不動産投資を行う意向である*。計画では、同市ドンビェ湖周辺に滞在型ホテル、高級高層住宅、ヨットハーバー、地…