今日は、映画館で、Egzorcyzmy Emily Rose (The exorcism of Emily Rose)を見た。6人(匹?)の悪魔にとりつかれた19歳の少女が悪魔祓いの儀式の直後に死亡、司祭の刑事責任を巡って、法廷を舞台に繰り広げられるホラー・サスペンス。司祭の弁護を買って出た無宗教主義者(ateistka)の女性弁護士が、彼女自身、悪魔の挑発を受けながらも、裁判を勝利へと導き、司祭は自由の身となる。

最後の場面で、司祭が、「悪魔を見たものは、その影から一生逃れることは出来ない」と語るのに対して、彼女が、「私は結局、悪魔と遭遇したのか分からなかった」と答えるのは印象的だ。
私は、カトリックについての知識はほとんどないが、バチカンは、現在も悪魔の存在を主張しているらしい。
悪魔が実存するかはさておき、映画産業が、悪魔(シャタン)、魔術師(チャルノクシェンジュニク)、魔女(チャロヴニツァ)、魔法使い(チャロジェイ)といった存在から大いに利益を受けていることは間違いないようである。