今日、いつものように原稿の執筆にかかりっきりになっていたところ、夕方6時頃、誰かがドアを叩く音が。のぞき窓からのぞいてみると、中年のおばさんが紙束を持って突っ立っている。

話を聞いてみると、家賃の取立てに来たという。そこで、「払い込み用紙」なるものを見せてもらうと、郵便局の為替振出用紙に1236.73ズウォティとか、やけに細かい数字が並んでいる。はいはい、ありましたよ〜、こういうこと以前にも。
その場で、外国人専門の詐欺業者と断定、しかし、面白そうだったので、少し会話を続けてみた。

「いや、あのう、大家さんはフランスに住んでいるんですが」*

「でも、誰かがここの家賃を払う必要があるでしょ?」

「はい、私は、ちゃんと大家さんに直接支払いをしていますよ。まず、大家さんに相談して みてください」

一見落着。次はどんな手で来るの? 詐欺師さん? 
(拳銃はダメよ♪)


というわけで、もしかしたら、早くも、犯罪組織に目を点けられてるのかもしれない。今後は、待ち伏せ等も考慮して、注意深く生活していきたい。

*: これは本当である。大家さんは、社会主義時代にフランスに亡命、苦労の末、成功者となり、現在では、フランスとポーランドに木材加工の工場を所有している、イカしたおっさんである。