フランス経済

ル・フィガロ紙は、このほど、UBS銀行が「物価と賃金」というレポートにおいて、世界主要都市の労働時間を調査した結果、ヨーロッパ人→アメリカ人→アジア人の順番に労働時間が長くなり、有給休暇日数も少ないという結果が出たことを紹介している。

とにかく、欧州人はよく休む。>. 「欧州は、自分の自由時間を重視する雇用者にとっては、大変、魅力的な土地だ。」 西欧諸国は、有給休暇日数では、国際平均の年間20日間台の水準にあるが、都市間で大きな差が見られ、例えば、ベルリンでは、平均の有給休…

このところ、フランスを代表する自動車部品メーカーであるフォーレシア社が、契約獲得を目的としたリベートの支払いを、フォルクスワーゲン社、アウディ社、セアト社、フォード社、BMW社に対して繰り返していたのではないかという疑惑が浮上している(ル・モンド紙7月26日、27日版)。

このうち、BMW社へのリベート支払額については、ミュンヘン検察庁のアントン・ヴィンクレル検事が暴露したところに拠れば、BMW社関係者2名に対する総額10万ユーロ(約1450万円)程度のものであったと言う。この証言から察する限り、リベート支払額そ…

今日は、視点をがらりと変えて、ロシアとフランスの最新鉄道事情をお伝えしよう。

【モスクワ発】 20日付露コメルサント紙電子版には、モスクワ−ペテルブルク間を結ぶロシア版新幹線である「赤い矢号」(クラースナヤ・ストレラー」(西武鉄道の「レッド・アロー号」の名称はここから来ていると言われる)のフルモデルチェンジについての…